Happy Valentine Day

Happy Valentine Day

 

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今日はバレンタインデー。今年はチョコレートは期待できそうにないので、別のSweetをいただくことにした。12月の1枚でご紹介した歌姫、Kelly Sweetが今日からブルーノート東京に来るのだ。日本での公式のソロ公演はこれが初めて。

コンサート会場は、おそらくカップルで超満員と思い、開場の30分前に行ったら、誰も来ていなかったので、拍子抜け。入場整理券番号1番(下写真)をいただいてしまった。これはブルーノートのレコードレーベルをあしらったもので、チェックアウト時の精算札、兼コースターにもなる優れもの。

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もちろんマイクの真ん前の席に陣取った。このテーブルにはJim HallとDave Hollandの記念メダルが埋め込んである。ビールとサンドイッチを注文して腹ごしらえ。周りを見渡すと、若い人から、けっこう年配の人たちまで、様々 な人たちが来ている。カップルばかりと思いきや、女性同士や、グループが結構いた。かなり幅広いファン層がいるようだ。

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1stステージなので、7時開演。舞台にピアノ、ドラム、ギター、ベースの4人ミュージシャンが登場し、演奏開始。歌姫は歌いながら、客席の間をゆっくりと巡って、素足に足もとまでのロングのチューブドレスといういでたちでステージに登場した。
実物とCDジャケットとの間のギャップはつきものだが、さすがに20歳の歌姫は期待通りの美しさで、マイクを手にする細くて長い指と素足が印象的だった。歌の方は残念ながら本人が風邪をひいてしまっていたため、ベストコンディションではなかったが、CDで聞いていた透き通る歌声は十分に楽しむことが出来た。何よりも家のステレオを聞くときよりも近い、目の前1mのところで本人が歌っているのだから、何も言うことはない。歌う表情や仕草など、ピュアーオーディオでは楽しめないビジュアルの部分が脳裏にしっかりとインプットされた。
次に目を閉じて、家のオーディオの再生音と比較する。生に近い音をどれだけ再現できているかが、オーディオファイルにとっては一番気になるところ。若干のプリアンプの味付けがあるものの、かなり本物に近い音で再生が出来ていることが確認できてひと安心。

予想通り最後の曲はWe are oneを歌い、約1時間で1stステージは終了した。
期待していたアンコールとサイン会が無かったのが、残念でした。

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