谷根千（やねせん）を歩く

谷根千とは、谷中、根津、千駄木といった下町情緒あふれる地区を指す言葉。この地区は戦災をまのがれた古い建物やしゃれたお店が、あちこちに点在していて、歩いていて楽しい。（写真はクリックすると拡大します）

	谷中といえば、墓地。こちらは徳川慶喜のお墓。この他、渋沢栄一、横山大観、宮城道雄、森繁久弥などの著名人の墓がある。
	どういうわけか、墓所には猫があちこちいる。石がひんやりとして涼しいからだろうか。
	外見から銭湯とばかり思っていたら、約200年の歴史のある柏湯を改装したアートギャラリーだった。 町のあちこちに歴史を感じさせる建物が残っている。
	明治43年に建てられた酒屋吉田屋（左）は台東区立下町風俗資料館となっている。当時を忍ばせる資料が展示されている。
	住宅地のなかにひっそりと建つ根津教会。この教会の写真を撮りたくて、この界隈を散歩しようと思った。こじんまりとした美しい佇まいの教会だ。
	筆の専門店。いろいろな筆がありました。根津から千駄木の方にへび道という道路があるので、歩いてみました。その名の通り蛇のようにくねくねと道が曲がっています。（下写真）
	グーグルアースでみるとその様子がよくわかります。（左）東京にもこんな道があるんですね。 気になって調べたら、昔、藍染川が流れていたところだそうです。妙に納得。 終点で明治創業のおせんべい屋さんを発見。買って帰りました。
雨が降ってきて散歩はここまで。後日また行って追加写真をアップしたいと思います。